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玉璽(レガリア)とは王の力を表すとともに、王の能力を高める、この世に一つしかない特別な部品(パーツ)またはA・Tのこと。もともと玉璽は、第一世代の“重力子”の内、旧・眠りの森に集まった者が、「塔」から出たときに持っていた本人たちに合わせて作られたA・Tのことを指すため、考え方を変えれば、第一世代の“重力子”が持っていたA・T全てが同等の力を持つ玉璽とも考えられる。ただし、あくまでもオリジナルの玉璽は確かに8個で、それ以外は「擬似玉璽(サブレガリア)」と呼ばれる本物の劣化コピー版である。"眠りの森"の王が用いている玉璽は全てこの「擬似玉璽」のため、"重力子(グラビティ・チルドレン)"としての能力に完璧にはついて行けない(そのため「調律者(リンクチューナー)」は必要不可欠)。無限の空(インフィニティ・アトモスフィア)とは、簡単に言うと玉璽の能力のこと。玉璽のA・Tは空、すなわち大気を使う。“風”“牙”“蕀”“風車”は空気の移動、“炎”は空気の持つ熱、“磁気”は空気中の伝導、“音”は空気の振動を使う。それがA・TのA・Tたる所以であり、このことから『無限の空』と名が付いた。王の最終奥義。このような凄まじい力を発揮する一方で、「王」自身にも負担が掛かるいわば諸刃の剣でもある。どのような優れた王であろうとも玉璽の“力”を行使できる回数には限度があり、それ以上は王も玉璽も「無限の空(インフィニティ・アトモスフィア)」の負荷に耐えきれない。ゆえに玉璽の調律は王にとっての生命線。その王の体に見合わぬ調律をすれば、玉璽だけでなく王の肉体をも破壊してしまう。空の玉璽 別名“究極の玉璽(レガリア・オブ・レガリアス)”。8人の王が持っている8個の玉璽を揃えることにより空の玉璽になると言われる。しかし、「塔」に眠る「キー」となるものを使わないと完成しない。キリクいわく「世に出れば、世界を混乱させる」力を持つという。 その正体はすべてのA・Tに搭載されているネットワークをつないだSkyLinkのこと。すべてのA・T(走るためのA・Tに限らず、様々な技術に使われているA・T技術も含まれる)を掌握することが出来る。その鍵は、重力子が「塔」から逃げ出すときに開発者の一人が抱えていた、量子暗号化されているSkyLinkのパスワード。その開発者が「塔」の内部に落ちてしまったため、現在は回収が不可能に近い。風の玉璽 かつて武内空が履いていた玉璽。核であるMoon struck drop(狂風神のしずく)「バグラム」が2枚羽のように変形する。一度はキリクによって壊されたが、その後イッキの手に渡り枢の力によって“バグラム”は修復された。修復後、イッキのエアトレックへ組み込んだが、その“バグラム”ははこが作り、すり替えたもので、2回の発動で壊れた。通常のA・Tの何十倍、条件次第では何百倍もの効率で“風”を掴めるので、大気の温度差や大気の流れ(いわゆる風)によって生じる空気の密度差、空中に膜のように広がるその境界面を捉えて走ることができる。この無敵の風の専用道路、「無限の風(インフィニティ・エアード)」を走ることで水面のすぐ上を滑る様に移動したり、空中での方向転換が可能になる。また、手で作り上げた風を“バグラム”に押し当てることで、“バグラム”自体がさらに翼のように変形する(第一段階)。これが翼の道の“無限の空(インフィニティ・アトモスフィア)”であり、その際玉璽は多くの風を取り込んで、周囲にとてつもない風の壁を作り出す。その風によって壊れた建物の破片等は風を纏い、風の王が翼の下に展開させた死神となって敵を殲滅する「Moon struck Numberless Grappler(名もなき 狂躁の 格闘士ども)」となる。枢が作った“バグラム”は、はこ共々ニケ(武内 宙)に奪われ、空の手元に戻った。また、枢が作った“バグラム”は以前のそれに比べて空も驚くほどのパワーアップが施されていた。一度目より強力な風を送り込むことによって翼のように展開しているバグラムが牙の玉璽に似た形状(第二段階)になり、蹴りだけでとてつもない風を周囲に巻き起こし、その風はただの石の欠片に人体を易々と撃ちぬくほどの威力を与える。牙の玉璽 パーツ単体のことではなくブレーキングや着地で生まれる慣性エネルギーを回収して再放出するシステムを指す。回転しているホイールを急停止させる時に生まれる制動エネルギーを全て吸収し、回転エネルギーへと変換して再び外に放出することで衝撃波を作る。その力は強力だが、筋肉に凄まじい負担を与えるので連続して使い続けるのは難しく、複雑な機構をホイール内に組み込んでいるため、「飛ぶ」という機能を著しく犠牲にしている。血痕の道(ブラッディ・ロード)のキレがあって初めて“牙”を作り出すことができる。“牙”は一定時間空気中に留めておくことができ、それを利用してアキラは「檻」を作り出した。密室内においてその力をより有効に発揮することができる。無限の空(インフィニティアトモスフィア)は「無限の牢獄(インフィニティジェイル)」。炎の玉璽 高速回転しているホイールから出る熱で蜃気楼や上昇気流を作り出す。ライダーの実力によっては凄まじい炎を生み出すことが可能となる。炎の道(フレイム・ロード)の素質がないと“炎”は発生しない。無限の空(インフィニティアトモスフィア)は「無限の煉獄(インフィニティインフェルノ)」。雷の玉璽 ホイール内に内蔵された発電機により、運動エネルギーを電気に変換(慣性回収)。それにより発生した電流を張り巡らせたワイヤーに流し、それによって相手を感電させる。ワイヤーは町一つを覆えるほど広げることができる。また生み出される特殊な電磁波は脳に作用し幻覚を見せたり、フレミングの法則により金属を強力な電磁石にすることによって金属類を引き寄せるなどの効果を持つ。鵺は全身に38個のホイールがあるスーツを着用しており、全てが玉璽と連動し、その有効範囲を数kmまで広げている。また、無限の空使用後は使用者が磁性を帯びてしまい携帯電話などの電子機器を使えなくなる。轟の玉璽 ヨシツネが所有していたが、ジェネシスVSトライデント抗争の後、ベンケイの手によりイッキへ届けられる。風は轟いて嵐になる…の構想により今後、嵐のレガリアの核となる模様。ラム・ジェット理論という原理を応用させたもので、前方からの風を圧縮、後方に噴射させることで推進力を生む。押しよせる風が強ければ強いほど、更に加速していく。それが、己への風が強ければ強いほど、その風を自らの力に変えて猛り狂う風車のようにも思えるため、“風車の力”や“風車の理”と呼ばれる。風の流れを吸収するため、「翼の道」や「血痕の道」の天敵といえる。但し、発動には玉璽自体が高速運動をしていないといけないためヨシツネの様な凄まじい脚力が必要である。 「牙」や「風」などのエネルギーを圧縮し、ラムジェット機構で空気を高温かつ高圧にして作った“超臨界流体”により、目に見えない「壁」を作り出す。無限の空(インフィニティアトモスフィア)は「無限の轍(インフィニティフェイラー)」。棘の玉璽 現茨の王である林檎が所持している玉璽は8人の王の中で唯一オリジナルからの劣化コピーである「擬似玉璽」となっている。 オリジナルの所在は初代眠りの森壊滅以降明らかになっていない。 林檎が所持している「擬似玉璽」は後輪が荊のような鞭に変形するワンウィール式の玉璽。核の名前は「ソネット」。鞭の部分は超電導リニア振動によって触れる物を一瞬で“弾く”。それは空気と言えど例外ではない。体をしなやかな鞭のように捻りあげ、更に回転を加速させていくことで、玉璽の突起が音の壁を破り無数の衝撃波を生み出す。玉璽の突起全てから発せられる“蕀”と呼ばれるこの衝撃波は“牙”の威力には劣るものの、その名の通り相手の体に少しずつダメージを蓄積させていく。ただ、“荊棘の道”は耐久力がないので長時間の連続使用は難しく、それ以上は体が持たない。この蕀は両足を揃えた状態でも放つことが可能。蕀を全身に纏い更に回転を加えることで、荊の道の無限の空(インフィニティ・アトモスフィア)、「無限の荊鎖(インフィニティ・チェーン) ターコイズ・ソニア」を発動する。これは、玉璽の荊部分を円のように回転させることで、蕀を鎖のように繋げて攻撃するものである。限界を超えた「風」との戦いで遂に玉璽は壊れてしまった。「牙の玉璽」と同じ様に、荊棘の道の特徴であるA・Tを土台とした広い加速領域と、全身を鞭にした凄まじいスピードの蹴り、さらには荊の玉璽の超電導鞭の空気振動減退効果という複数の要因があって初めて“蕀”を作り出すことができる。イッキとのバトルで大破した、現在はキリクが新たに設計した図面を元にカノンが新しいものを製作中。契の玉璽 他の玉璽と異なりA・Tに搭載されていない。十字架型の形状をしていて、発動時にはコンピューター基板のような計8個のパーツに分かれてそれぞれが十字架に付属した状態で「契の王」の周囲に展開、お互いを複数の弦で結び合わせる。周囲に展開した玉璽の弦を中心の「契の王」が持ち、十字架の外側に居る複数の調律者が調律用ヘッドフォンを装着することで発動条件が揃う。 「契の玉璽」は、「契の王」が持つ、天才的な「感覚(概念)」と呼ばれる特別な世界観を解析・増幅し、それを「音」によって他のメカニック(=調律者)に伝える能力を持つ。この「音」は「鳥の鳴き声」に例えられる物で、一見ただの歌でしかないが、キリクいわく「裏の周波数」で膨大な量の「概念」をやり取りし、他の調律者たちに「契の王」が持つ「概念」を共有させることで超高度な調律を行わせることが可能となる。無限の空(インフィニティアトモスフィア)は「無限の音階(インフィニティスカーレ)」。石の玉璽 外見は革靴。踵に後輪が収納されていて、玉璽の中では珍しく前輪が玉璽の核(コア)になっている。前輪の核(コア)は足の甲の部分にセットされており、地面を砕いて攻撃する際には両サイドに動く。さらには、水晶振動周波(クリスタル・クオーツ)の原理を応用した「振動波」を放ち、敵の体を石になったかのごとく完全に硬直させる。元々はキリク専用に作られた玉璽であったが、ニケ(武内 宙)に奪われた。尚、キリクが使用していた時は後輪部分にセットされていた。角の玉璽 別名「鉈蟲(八ッチェナム)」。つま先にある何個ものドクロ型の吸排気口一個一個から空気を取り込んで圧縮し、放出することで真空の砲弾を作り出す。放出した砲弾は弾丸にして敵にぶつける、或いは扁平に飛ばすことで刃の様にして物を切断することができる。次世代型玉璽。ちなみに「牙の玉璽」とは微妙に違い「技」を撃つ前に走ることを要せず、高速回転させたホイールを目にも止まらぬ速さの連続蹴りで、急停止、急加速を繰り返すことにより生まれる制動エネルギーを動力に「技」を放つ。「擬似玉璽」。水の玉璽 王蟲が所有。前輪に小ホイールが縦に2個、後輪に極端に大きいホイールが1個(3つともオフロードタイヤのような形状をしている)の、三輪式の玉璽。 水面でホイールを高速回転させ、高速で振動させることで強度を高めた水の中に、周囲の空気を高密度で閉じ込め、水泡を作る。一斉に破裂した際の凄まじい振動は体の表面には影響を与えないが、体内の水分に伝わるため、身体の内面(内臓や脳、筋肉など)にダメージを与える。それは、たとえ成人男性といえど耐えられるものではない。水泡は後方にしか作り出せないのでフロントが弱点になる。 発生させた泡を自身の周りに集め自爆する技があるが、一度発動すると自分では止められないため、自爆をしようとした際に後輪が壊れた。その後、修復され、白いA・Tに搭載された模様。無限の空(インフィニティアトモスフィア)は「泡爆滅殺(バブルガムクライシス)」。「擬似玉璽」。嵐の玉璽 現在製作中。轟の玉璽を使用して、風は轟いて嵐になる…の構想により、嵐のレガリアの核とする模様。
概要|
ストーリー|
パーツ・ウォウ|
パーツウォウの競技|
登場人物|
技(トリック)|
小烏丸|
超獣(ベヒーモス)|
眠りの森(スリーピング・フォレスト)|
旧・眠りの森(スリーピング・フォレスト)|
創世神(ジェネシス)|
王|
道|
玉璽|
A・Tチーム|
特Aクラス|
Aクラス|
Bクラス|
Cクラス|
Dクラス|
Eクラス|
Fクラス|
その他|
専門用語|
本拠地|
単行本|
テレビアニメ|
放送局|
スタッフ|
主題歌|
放映リスト|
ミュージカル|
出演|
海外での展開|
外部リンク|
前後番組の変遷|
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